はしか(麻疹)の予防接種と副作用

はしか(麻疹)の予防接種を受けると、まれに副作用をおこすことがあります。注射後すぐに具合が悪くなること(アナフィラキシ=j予防接種後は、10分〜30分は病院内で安静にしながら様子を見ます。(その場ですぐに処置をすれば最悪の事態は避けられます)
はしか(麻疹)の予防接種日は、入浴は大丈夫ですが激しい運動は避けます。20%のぐらいの人に接種後5日〜12日目(多くは7日目)に37.5℃以上の熱が出ることがありますが、ほとんど38℃前後で何もしなくても1〜2日で熱がおさまります。
高熱が出た場合は、熱さましの飲み薬や座薬を使用しても大丈夫です。発疹が出ることがありますが、1〜2日で自然に消えます。人にうつる心配はありません。熱性けいれんをおこしたことがある人は、あらかじめ先生から熱さましの薬やけいれん止めの薬を処方してもらいましょう。

予防接種を受けましょう!

はしか(麻疹)の流行をさけるために、はしか(麻疹)のワクチンを接種しておく必要があります。満一歳になったらはしか(麻疹)の予防接種を市町村では呼びかけています。はしか(麻疹)のワクチンを接種すれば、幼児期にほぼはしか(麻疹)にかかることはないと言われています。はしか(麻疹)の抗体ができている間にはしか(麻疹)患者に接すれば、はしか(麻疹)ウィルスが体内に入り、体内がはしか(麻疹)の抗体を思い出すために、消えかけたはしか(麻疹)の抗体がよみがえります。
はしか(麻疹)にかかった時の免疫は強く出来上がりますが、ワクチンにより作り上げられた免疫はそれほど強くはなく、消えやすいと言われています。弱くなる時期は10年と言われているので、1歳と小学校就学前の2回接種するのが望ましいようです。
平成19年、大学生にはしか(麻疹)が流行したのは、予防接種の免疫が消えてしまったところにはしか(麻疹)ウィルスが感染してしまったからだと言われています。
母子手帳などでいつはしか(麻疹)のワクチンを受けているか確認して、免疫が弱くなっていれば再度予防接種を受ける方が賢明のようです。

妊婦とはしか

妊娠中にはしか(麻疹)にかかってしまった場合、胎児への胎児奇形の心配はありません。はしか(麻疹)のワクチンを接種していない妊婦が、はしか(麻疹)に感染すると強い子宮収縮が起きるため、妊娠初期では33%が流産、中期以降でも9%が流死産、24%が早産すると報告されています。
妊婦は脳炎や肺炎が重症化しやすいので、はしか(麻疹)の流行期には外出を避け、風邪症状に続いて発疹が現れたら早めに受診が必要です。
もし、はしか(麻疹)とわかったら、72時間から7日以内に免疫グロブリンを注射し、感染力が無くなるまで隔離します。はしか(麻疹)ワクチンは、ウイルスの毒性を弱めて作るため、妊娠中の接種は禁忌。はしか(麻疹)の抗体がなければ、出産後の早期にはしか(麻疹)のワクチンを接種しましょう。
出産前後に妊婦さんがかかると、生まれた赤ちゃんがはしか(麻疹)にかかってしまう可能性があります(先天性麻疹)。

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