脂肪は控えめに

栄養バランスが崩れると、様々なかたちで体に支障が現れ病気の原因になりますが、がんもその例外ではありません。偏食せずバランス良く食べることが大切です。どんなに好きな食べ物でも、ワンパターンな食事は避け、バラエティー豊かな食生活を心がけましょう。いくらおいしい物でも食べ過ぎは禁物です。特に、脂肪を多く摂りすぎると乳がんになりやすいという報告もあり、また、その他のがんとも関連性があると指摘されています。食べ過ぎと脂肪の摂りすぎには気をつけましょう。緑黄色野菜に多く含まれるビタミンや食物の繊維質は、がんの発生を防ぐ作用があることが明らかになっています。ビタミンや繊維成分を、自然の食品の中からしっかり摂ることが大切です。

塩分は控えめに

日本人に多い胃がんの発生に密接な関係を持つとされているのが、塩分の摂取です。塩分は控えめにし、熱いものはさましてから食べることをおすすめします。というのも、熱い茶がゆをよく食べる地方に食道がんが多いという報告もあります。魚や肉を焼いて焦がすと、細菌などに突然変異を引き起こす物質が生じることが最近明らかになってきました。焦げた肉や魚の一食分で口に入る発がん物質の量はごくわずかなのであまり神経質になる必要はありませんが、焦げた部分を大量に食べることは避けた方がよいでしょう。日本産のピーナッツは安全ですが、ナッツ類やとうもろこしにつくかびには強い発がん性が認められています。日本では輸入の際に厳重にチェックされているので危険はありませんが、口に入れる前には念のために確認するとよいでしょう。

嗜好は控えめに

過度の飲酒は肝臓がんだけでなく、口腔がん、喉頭がん、食道がんにも関係があるといわれています。強いお酒は薄めて飲むなど工夫をし、健康的に楽しみましょう。ある調査では1日25本以上たばこを吸う人は、吸わない人に比べて肺がんになる割合は7倍以上、喉頭がんは倍以上の死亡比になることが分かっています。禁煙もしくは本数を減らすことをおすすめします。
紫外線で焼けた肌は一種のやけどの状態にあり、炎症が続くと細胞の遺伝子が傷つけられ、がんを誘発する可能性も高くなります。肌の焼きすぎには注意しましょう。栄養、運動、そして休養は、健康な生活を送るための条件といえます。疲労やストレスがたまると体の色々な生理機能が低下し、病気にかかりやすくなります。気分転換のためにも健康づくりのためにも、適度なスポーツをしましょう。毎日シャワーや入浴をして体を清潔に保つことで、皮膚がんや陰茎がん、子宮頸がんなどが予防できます。皮膚の汚れを取り除き、いつも清潔に心がけましょう。

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